クラウンを学ぶスクールです。
日本を代表するクラウン、ロネ&ジージがクラウンを初心者からプロまでを教えています。
OPEN SESAMEの特長
具体的でわかりやすい指導
何をすればいいか、どうすればいいかなどの指示が具体的でわかりやすいのは、教え方が日本にはない教育システムを使っているためです。教えているところを見た学校の教諭が、職員や児童のための講師に招く、ということがよくあります。
受講生の学習目的に合わせた指導
クラウンは個人技を磨きますが、本番のパフォーマンスは集団でのプロセスがあります。(コンビ、トリオなどの作品を作るときには個人技だけではなく共同作業となりますが)
クラウンを学ぶ目的も、学ぶ人の個性も違うので、それぞれの特性に合わせた指導をしています。
ルールとマナー
クラウンの世界にもルールとマナーがあります。お互いに気持ちよくパフォーマンスを、創造性を刺激し合うために、ルールとマナーについて学びます。ルールに対する姿勢と、マナーは、パフォーマンスにはっきりと表れてしまうからです。
クラスでは、自分で「不安に感じること」「やりたくないこと」はやらなくてOK。「できそう」「やってみよう」と思ったことからやってみてください。無理なことはやらずに見学していても大丈夫です。少しずつ「できること」が広がっていくプロセスを楽しんでください。
国際レベルの学習内容
シルクドソレイユでも使われている国際基準の表現の学習メソッドを使っています。もともとクラウンは日本にはない文化で、その学習システムや考え方も日本にはありません。海外では、国によってその国の国民性に合わせたクラウンの学習システムがあります。クラウンという文化をできるだけそのままに、日本人にもわかりやすいようなシステムを使っています。
たまに演劇の学生がクラウンの勉強をして「クラウン嫌い」になった、という話を聞くことがありますが、それはクラウンそのものに原因があるというよりも、学習システムがどこの国のものかに因ることが多いのが実情です。
海外のコンベンションで審査員を務める講師が教えています。
講師は、海外での受賞歴も多く審査員も務めています。理論と実践に裏打ちされているという高い信頼が寄せられているからです。学習期間の長い短いにかかわらず、常設クラスからは、国際コンクールでの優勝者だけでなく3位以上の入賞者を多く輩出しています。
「クラウンを学ぶ」とは、何をやるのか?
ピアノを習うなら「ピアノを弾く」「楽譜を読む」、バレエを習うなら詳細は知らなくても「バレエを踊る練習をするのだな」などと、想像がつきますが、「クラウンを学ぶ」とは実際何をするのかわからない人が多いと思います。具体的には何をどのようにやるのか、本校のレッスンの一部をいくつかご紹介します。
- クラウンが最初に学ぶのはアイコンタクト。できているつもりになっていることが多いのも、このアイコンタクトです。このアイコンタクトからコミュニケーションの輪を広げていったり縮めたりします。日常生活ではコミュニケーションは常に「本番」ですが、レッスンの中では「練習」なので、安心してトライ&エラーができます。
- クラウンの演技におけるお客様との関わり方は、もともとディズニーの親会社だったサーカスの基本なので、自動的にディズニーの発送の基本が学習できます。
- 俳優が役を演じるように、クラウンは自分の「役(キャラクター)」を自分で作ります。そのキャラクターとして、人や物にどう関わるかを探検し楽しみユーモアを生み出していきます。
- どんなメイクになるのか(メイクをするしないも含めて)、どんな衣装を着るのか、外見を大きく左右するのがこのキャラクターです。
- 一見普通に見えることを、見る角度を変えて見る練習をします。
- 自分なりの「おもしろい」を見つけて作品にします。(例えば、白雪姫が王子様を待ちくたびれて起きてしまったら、とか。発想はご自由に。)
- クラスメイトの発想も勉強になります。
- 「演じ手が何をやっているのか、どう感じているのか」が見ている人にわかるためのレッスン。
- 初心者は、自分では「~のつもり」でやっていても見ている側にはさっぱりわからない、ということがよくあるので、まず、伝える技術を磨きます。
- クラウンの共感は、状況や設定を見る人が理解してはじめて生まれるということを学習します。
- クラウニングとはクラウン特有のコミカルな動きのことで、歌舞伎や京劇、コメディアデラルテのように多くの型があります。
- それを組み合わせることでもコメディを作ることができ、チャップリンもたくさん使っています。
- それぞれの身体的な条件に合うクラウニングを身につけることで表現の幅が広がります。
- 物がないところであるように見せるのが、クラウンのマイムですが、本校ではクラウンらしい動きをやりやすくするための身体トレーニングのひとつとして取り入れています。
- クラウン教室と聞くと大抵の人が思い浮かべる授業のひとつで、ボールやクラブ(ボーリングのピンのような形の棒)がポピュラーです。投げ、回転、乗る、などに区分されます。
- ジャグリングを専門にやるジャグラーに対して、クラウンはクラウンならではのジャグリングの取り入れ方をします。
- 皿回しなどもこのジャグリングに入りますが、主なものでは、ボール、クラブ、スカーフ、リング、皿回し、ハットトリック、シガーボックス、デビルスティック、ポイ、フラッグ、スティルツ(足長)、ローリンググローブ(玉乗り)、ローラーボーラー、一輪車、などなど。
- まず、手具の基本的な使い方を学び、そこからバリエーションを増やしたり、作品と組み合わせたりすることもあります。
- クラウンにとってジャグリングを習得する理由はひとつではありません。
- リズム感を養うこと。コメディはリズムが大事です。
- 物をおもしろく操る技術を身につけるため。
- 本番での身体の緊張のコントロールを身につけるため、など。
- 最初「できるわけない」と言っていて、できるようにならなかった人は今までひとりもいません。ひとりでは挫折してしまいそうなときも、クラスメートの存在がモチベーションをキープします。
- これもクラウン教室と聞くと大抵の人が思い浮かべる授業のひとつかと思います。
- 細長い風船をひねっていろいろなものを作ります。その方法の基本から応用までを学びます。
- このバルーンは、バルーニストという専門職の方がいるほど奥の深いものです。
- クラウンは、主にパフォーマンスをするときに、コミュニケーションの入口をつくるツールとしてこのバルーンを使います。
- ゴムアレルギーの方はやらないでください。
- クラウンの使うマジックのいくつか学習します。
- そのマジックのトリックだけではなく、その見せ方とマナー、演じ方を含めて学習します。
- 台本の書き方
- 音楽や効果音の使い方
- 構成の仕方など
- はじめは講師がサポートしながら、慣れてきたら自分なりに作り、それを講師がアドバイスしながら作り上げていく、ということをやります。
このほかダンスやステージングなどレッスン内容は多岐にわたりますが、レベルはそれぞれの受講者に合わせて基礎から応用までをカバーしています。
常設クラスでは、各期末に発表会を、またロネ&ジージと一緒に各クラス有志の合同公演も実施しています。
さらに詳しくはコチラで
受講者が得られる学習効果
クラウンができるようになるまでの学習を通して、こんな学習効果があります。プロの方は、技術の向上プラスアルファがあります。
「自分らしさ」の発見
「自分らしい表現」、「自分らしい作品」、「自分らしいデザイン」…などを通して「私」についての理解が深まります。
自信がつく
「できない」と思っていたことが「できる」ようになることを通して、達成感と自信がつきます。
コミュニケーション・スキル
クラウンの技術の基本は、コミュニケーション。レッスンを通して人との関わり方を学習できます。他者とのコミュニケーションの基本は、自分とのコミュニケーションです。。
問題を解決するスキル
個人差がありますが、基本レッスンを通して、また作品作りを通して、現実の状況を知り、どこに問題があるのかを見つけ、その解決策を探してトライ&エラーを繰り返します。レッスンの流れの中で笑いながら、自然に身につきます。プロの方はもちろん仕事のなかで、またどなたでもきっと日常の生活の中で生かせることでしょう。
OPEN SESAMEでクラウンを学ぶメリット
- クラウンを初心者からプロまでが、段階を追ってそれぞれのレベルで学習することができます。
- 発想や能力開発にも向いています。
- 発表会では、クラウンのことだけではなく、「ショーを公演にする」ということについても学習します。
- 授業の内容によっては地頭を使い「脳みそが筋肉痛」を起こすことがあります。
- 具体的には、「で、あなたはどう思うのか? どうしたいのか?」と問われていく授業があります。
- 自分のペースで、学習ができます。
- 当然ですが、怒鳴られたり性格や人格について言及されることはありません。
- 講師のサポートを受けながらでも、自分で考えたり決めたりすることが多いので脳みそが疲れます。
- 「クラウンを勉強している」という文言は、履歴書で特に有利になるわけではありません。
- それぞれが「違う」ので、みんなが一律に同じにできません。
- グループレッスンでも、個人レッスン的な時間がある場合があるので、一斉に同じレッスンにはなりません。
- 自分のペースでの学習となります。
- 穏やかな授業となります。
受講者の傾向
こんな方が受講しています。
福祉関連のお仕事に従事している方、主婦、学生、僧、会社員、会社役員、などが受講しています。
- チャップリンのようなことがやりたい。
- こどものころからピエロになってみたかった。
- 人を笑わせるのが好き。
- 職場で笑わせる芸を披露したい。
- コミュニケーションがうまくなりたい。
- 自己啓発 問題解決能力を上げたい。
- 人見知りを直したい。
- ケアリングクラウンをやりたい。
現役の俳優、クラウン、パフォーマー、テーマパークのキャラクターを仕事にしている方などが受講しています。
- 基本を繰り返しトレーニングしてブラッシュアップしたい。
- 表現力を磨きたい。
- 作品のアイデアやサポートが欲しい。
- どんな技術を補えばいいのか、どんなトレーニングが必要かを知りたい。
- うまくなりたい。
- 知識を得たい。